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社内勉強会を成功させるコツ

外部講師を呼んだり、外部の業者に依頼する「社外勉強会」に対して、自社で資料や講師を用意して実施する「社内勉強会」があります。組織の風通しを良くしたり、ノウハウの共有を図るために「社内勉強会」は伸び盛りの企業や体系的な企業では良く取り入れられています。

社内勉強会を実施するメリットとして、会社への帰属意識を高めたり他部署とのコミュニケーションを高めることができます。実施に際して必要なことは、講師役を決め、開催日時を検討する必要があります。ここでは社内勉強会に役立つノ ウハウを一部ご紹介していきます。


社内勉強会を成功させるコツ


レベル、クラス分けをする

勉強会の対象は管理者でしょうか、それとも新人や一般社員でしょうか。もちろんクラスを分けずに全社的な勉強会も ありますが、テーマや聞き手の理解のレベル応じて話し方や伝え方を変えるのであればある程度のクラス分けが必要です。

・新入社員~入社3年目の若手クラス
・入社4年目以降の一般社員クラス
・リーダー、チーフクラス
・主に部課長の管理職クラス

また、実施する時間は業務中内に行うのか、終業後に集まってもらうのかによっても調整事項は変わってきます。 その為にも上司を巻き込んでの勉強会のテーマを決めると良いでしょう。テーマは勉強会そのものの目的になりますのでしっかりと決めておく事が重要です。



実施する時間やスケジュール

実際に実施するのは月何回くらいでしょうか。ボリュームにもよりますがあまり頻繁でも参加者は大変ですし、あまり間が空き過ぎると前回の話を覚えていないこともあるので理想は2週間に1回、最低でも一ヵ月に1回ののペースで実施することをお勧めします。

次に開催する日数が決まれば、対象者に候補を上げて開催日程を決めていきます。以下の様なスケジュール調整のサイトを利用すると便利です。

調整さん - 簡単スケジュール調整、出欠管理ツール

https://chouseisan.com/

伝助 スケジュール調整サービス



テーマと会場の決定

テーマには大きく「①自己啓発、社内啓発系」と「②技術系、ノウハウ系」に分類することができます。テーマによっては進行や会場にも検討が必要ですので事前にテーマを決めます。内容によっては参加者同士が意見交換する勉強会では進行役を、ノウハウやスキルアップを目的とした勉強会では講師を決めて行きます。事前の準備などもあるでしょうから、勉強会の日程が決まったらできるだけ早く依頼をしておくことが大切です。


①自己啓発、社内啓発系のテーマ
・個人情報の取り扱いの勉強会
・求められる管理者の勉強会
・ビジネスマナー勉強会
・チームワークやコミュニケーション向上の勉強会

②技術系、ノウハウ系のテーマ
・セールスに必要な新商品、競合商品の勉強会
・プログラマーエンジニアの最新技術勉強会
・税理士による新税法や労務管理の勉強会
・サービス業の接客向上の勉強会


会場については、社内の勉強会であれば社内の会議室を利用する機会が多いと思いますが、外部の貸し会議室やレンタルスペースを利用する方法もあります。その際は事前に予約をする必要があります。場所は業種にもよりますが、会社の近くか駅にアクセスが良いところを利用することをお勧めします。


勉強会で用意するもの

テキストもしくはパワーポイントを使って勉強会を進めていくことになりますが、ホワイトボードとペン、プロジェクターの準備が必須となります。テキストであれば事前に部数をプリントして配布しておきます。あらかじめ講師担当者に事前準備を確認してください。

机の並びはスクール形式でしょうか?グループでディスカッションする場合はアイランド型理想です。こちらも事前に講師に確認しましょう。業務後に勉強会を実施する時は空腹である場合もあるので、私の場合は参加者の人数分のおにぎりなどの軽食やお茶を事前に用意して、勉強会が始まる前に食べてもらうようにすると空腹感もなく勉強会に臨むことができました。



【参考】会場の机の最適なレイアウトとは

参加者を集めるコツ

勉強会の参加者を集めるためには、当日までに複数回告知を行うことが大切です。最初の募集で出席者が30人いたとしたら、当日の参加率はその7~8割程度になるのが一般的です。少しでも参加率を上げるのであれば、勉強会の前日にもしっかりと参加を呼びかけるためのメールを送ったり声がけをしたりすることも必要でしょう。

前職ではスタッフは客先常駐が多かったため、中々スタッフが一堂に会する機会がありませんでした。それを解消し更にモチベーションのアップにも社内勉強会は有効でした。また、社内勉強会が活発に開催されているグループや部署は活気があり、人材が育っているのが実感できました。是非、参加者が出席したくなるような勉強会を開催してください。